え、まだTOEICでリーディングとリスニングだけやっているの!?と友達に言ったら、「そもそもSWとか知らなかったわ。スピーキングとライティングなんてあるんか」と逆にふんぞり返って馬鹿にされました。

非常に遺憾だったのですが、友達にだんだん世間では評価され始めてるTOEICの新しいテストなんだよと伝えてみたら友達も「とりあえずSWとやらを受けてみるわ〜、どんな内容か教えてよ」と、よく見たらさらにエビのようにふんぞり返っていたので、もはや僕には彼の顔はふんぞり返ったお腹の向こう越しで見えませんでしたが、攻略方法について伝授させていただいた次第でございます。

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この記事をオススメしたい人

  • TOEIC SWを始めて受験する人
  • TOEIC Speakingが特に苦手だという人
  • 就職活動などでTOEICだけを受けている人と差別化を図りたい人

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まずTOEIC SWってなんぞや

TOEIC SWはSpeaking&Writingの略です。

200点満点で、より実践的な英語能力を測ることができます。TOEIC600〜700くらいの学生・社会人が受験したら大体100点くらいでしょうか。企業の海外部門に行きたい人であれば140〜160点は取っておきたいところです。

TOEICではリーディングとリスニングという、あくまで受け身で完結する英語スタイルのテストが行われます。反対に、既存のTOEICでは「実際に言葉にする・書く」といったアウトプットが足りません。

そこで「もっと話したり書くのも英語で大事っしょー、TOEFLとかやってるし。そういうテストをTOEICでもとりあえず作ってみるべ」という流れで考案されたのがTOEIC SW。

 

このSW、読めるけど話せないよ〜と日本人によくありがちな方々が漏れなく絶望するテストとなっております。本当に全てが「話す・書く」に集約されているのでどこにも逃げ場はありません。

「少しも話せないでござる…」という人にとっては修羅の国です。四面楚歌です。Four faces and songsです。(もちろん問題文を読んだり聞いたりする英語の基礎部分は入りますが。)

 

昔よくやっていたのですが、TOEICの点数をやたら高い高学歴大学生を捕まえて、ゴリゴリ英語で話しかけると意外と話せなくてグヌヌヌヌってなるのは面白かったです。

※通常の人はやってはいけません。

 

というわけで、とりあえず喋りまくってください。もちろん攻略方法はあるのでそれに沿って喋れば高得点を狙えるような記事に頑張ってこれからしますので。。

TOEIC Speakingのテスト全体で必要な心構えとかそういうの。

さて、今回はスピーキングにフォーカスを置いて書いていくのですが、このスピーキングテストはヘッドマイクを装着して口元のマイクめがけて勢い良く話します。

(自分の録音した声がテスト中に聴けるのですが、気持ち悪すぎて受験後2時間は自分の声について「これ以上、私は言葉を口にしてもいい生物なのだろうか」と想いを馳せることになります。)

 

イメージ的にはこんな感じ

 

 

後述しますが、テストの形式的に「コールセンターのお姉さん」になり切ったつもりでテストに臨むと点数が上がるというプチ攻略方法もあります。

 

そして、一番重要なのが「事前にテスト形式を知っておくこと」

相手のことを知らないでいきなり突っ込むと爆死します。恋愛と同じです、相手のことをストーカー呼ばわりされる寸前まで死ぬほどリサーチしましょう。

スピーキングテストはPart1〜4の大問4つで構成されています。それぞれの詳細は後述しますが、問題は進むにつれて段々と難しくなる仕組みに仕上がっております。

Part1・2あたりで「こんなレベルなら余裕じゃん、満点だよ満点。イエェーーーーーーイイ!!!!!!!イナエブdfjんfmks!!!!」とテンションが壊れると、Part3辺りからテンションがお通夜のようになるので気をつけましょう。

 

あ、喉の調子も整えてくださいね。声が出ないのにスピーキングテストやると「割とシュール」な絵面ができて、試験官の人も思わず苦笑いです。

ひいては周りの受験者にも「こいつ、なぜ声を出さずにスピーキングテストを受けているんだ…?もしかして口を動かさずに話せるのか?もしかして動いてるけれどもオレの目が追いつけていないのか?」と、周りの受験者にも様々な考察を与える隙を与えて、牽いては悪影響を与えてテストの平均点を下げてしまうかもしれません。

※普通に周りの受験者に風邪をうつす可能性があるので、おとなしく家にいましょう

TOEIC Speaking Part1対策方法

Part1はアナウンスや広告などの4〜5行の指定された文章を音読するという問題です。

公式からは「アクセント、発音、イントネーションに気をつけてください」的なことが言われています。イントネーションとかはリスニングの音源とか聞きまくればなんとなく掴める部分がありますが、高得点を目指すにはちょっとアドバイスがざっくりしすぎていますね。

 

そこで最初の攻略方法。

この音読問題の鉄則は下の5つです、目をかっぽじってご覧下さい。

1.かっこつけず、ゆっくりハッキリ読むこと

2.子音止めやリエゾンなど英語特有の発音に注意すること。

3.意味を考えながら読み、強弱をつけること

4.英語特有の子音に注意すること

5.英語特有の母音に注意すること

 

とにかくまずはクリアに読むこと。

よく周りにいますよね?「英語めっちゃ出来ますよ風に読むことできますよ系芸人」。彼らのようにやる必要はさらさらなく、しっかりと一つ一つの言葉を滑舌よくハッキリ口にしましょう。

 

リエゾンや発音に関してはこちらの記事を読んでぜひ参考にしてみてください。

カタカナ英語を卒業するたった5つの㊙︎発音テクニック

 

母音に関しても「あ」と「え」の中間のような口で発音する音もあったりするので、日本語にはない発音に関してもしっかり一つ一つできるようにトレーニングしましょう。

このPartのトレーニング方法は通常のTOEICのPart4の説明文問題を使って練習してみることをお勧めします。聞こえない音は発音できない音なので、リスニングの得点アップにもつなげることができますよ。 

TOEIC Speaking Part2対策方法

Part2は写真の描写です。

もうこのパートに関しては、得点源にしやすいランキング20年No.1なくらい簡単に点数を取ることができます。なぜなら、以下の攻略方法に沿って簡単な文章を時間制限いっぱいに話続ければいいだけだから。

その攻略方法は…

「王道の要素の英文表現を覚えてマシンガンのように話しまくる」

その要素が「場所・天気・配置・人物・空間」の5つ。

 

1.場所

This is the picture of (beach/a restaurant/a seminar room etc)

 

2.天気

It is(sunny/cloudy/rainy).

There are(some clouds/ no clouds) in the sky.

 

3.配置

On the left side of the picture, I see…

On the right side of the picture, I see…

In the background, I see…

In the middle of the picture, I see…

 

4.人物

This person seems to be(an office worker/ a student/ a housewife etc)

 

5.空間

The building is(huge/new/old/small/beatiful)

The park is(empty/full of people/clean)

 

これらの要素を写真から見つけて短文でいくつも続ければOKなのです。

「自分がこの写真から読み取れるもの・推測できるもの」を話せばいいので、最悪要素が思いつかなければ、勝手にストーリーを作ってもいいのです。「自分が思うにこの女の子はメアリーちゃん7歳で、家で親と喧嘩して家出をして公園で自分とは何者なのかを考えている自我形成途中の女の子だと思います。」とかでも全然構わないのです。

※7歳の女の子は己について考えません。

TOEIC Speaking Part3対策方法

Part3は応答問題です。ここから難易度がグググググッと上がります。

テレビのインタビューに答えるような設定が多く、簡単な質問に対し、自分の回答を15秒や30秒で回答します。

例えば「A nurse is asking you about your daily exercise habits in an annual physical.」という設定で、「毎日運動しますか?もしするなら、どんな運動をしますか?」「毎日どれくらいの距離を歩きますか?」「何のために運動をしているんですか?」などといった短文での質問が矢継ぎ早に来ます。割と日常英会話に近い感覚ですね。

 

さて、これも楽勝です。

攻略方法としては「余計なことを話さずに相手の質問に答えればよい」と言った裏技があるからです。

例えば最初の質問「Do you exercise every day? If so, what kind of exercise do you do?」に対して、これだけ答えればOKなのです。

「Yes, I stretch for ten minutes every day.」

 

え、解凍時間10秒くらい余らせちゃいますよ…?と思った方、甘い!!このTOEICスピーキングテスト全てに渡って言えますが質問にしっかり完結に分かりやすく答えればよいのです。

強いて言えば、この文章を聞き取りやすくするために多少ゆっくりクリアに発音してあげることがより高得点を狙うポイントでしょうか。「ヤベェ、Part1とか2で調子乗ってたわわわわrかmvdfjんだ;:;*+」みたいなテンパっちゃう人もこれで安心ですね。

TOEIC Speaking Part4対策方法

TOEICのパート7に出てくるようなチラシや会議資料が表示されるので、設問に対し、適切な箇所をそのまま読み上げるという、これまた得点源になりそうなパートでございます。

ただ、準備時間がそんなにないので速読力が求められます。リーディングができれば超簡単なので、まずはこの記事を参考にリーディング力をこれで上げてみてください。

TOEIC850点を越えた戦略を経験者が包み隠さずがっつり語るよ。

設問は「セミナーは何時に始まって何時に終わりますか?」レベルのものばかりなので、「このセミナーは何時に始まって何時に終わります」と無駄なく完結に答えればモーマンタイです。

TOEIC Speaking Part5対策方法

さぁ、最難関の「問題解決策提示問題」です。

「課題解決とか超意識高くて苦手だもう家に帰りたい」という人でも簡単に答えられるように親切にも色々書いておきましたよ。優しいな自分。

例えば、この問題では以下のような設定で始まります。

「今あなたのところのホテルに泊まってるんだけど、昨日からドライヤーが壊れちゃってて髪を乾かすことができないよ。あとゴミ捨てもまだされてないしどうなってるの?私は今日夜の9時に帰ってくるからそれまでになんとかしてこれらを解決してちょうだい」みたいなクレームが英文録音メッセージで入るので、お客様にブチ切れることなく解決していく必要があります。

 

この問題の攻略ポイントは4つ。この流れで答えるだけです。以下にスピーキング用のテンプレートを載せておくので、参考にしてみてください。

 

1.役になりきった挨拶をする

Hello, my name is ~~, from the front desk.

Thank you for visiting our hotel and we are sorry for the inconvenience.

 

2.相手が何に困っているのかを再確認

In your message, you told us that~~.

 

3.困っていることに関する解決策を明示する

We will do whatever we can do.

First, we would like to~~.

Second,~~

 

4.役になりきって最後の挨拶をする

Again, we are very sorry for~~.

If you have any questions, please feel free to call the front desk and ask for me.

Thank you again for staying our hotel.

 

しっかり流れを抑えてフォーマット通りに解決策を述べれば、高得点を狙えます。

 

TOEIC Speaking Part6対策方法

やっと最後の問題ですよ、みなさん。

書きたくて書いてたはずなのに、なぜか長い長い記事から解放されようとしているという気持ちが心を渦巻き始めております。

 

最後は、お題に対して自分の意見を述べる問題。ここではお題を読んで15秒で考えて1分間話すというもの。

お題は「収入はよくないけれど、仕事以外の時間が十分に取れる仕事に就きたいという人がいます。給料は安いけれど自由時間が十分にある仕事に就くことを、あなたはどう考えますか?」のようなものが来ます。割とガチでひるみます。

とにかく1分間話すことは慣れていないと「超絶長く感じる」こと請け合いなので、また必勝方法を伝授しましょう。

 

自分の意見→理由・根拠を2~3つほど→(譲歩)→結論(意見の再提示)のロジックに沿わせる

 

「I believe….

Firstly…For instance…

Secondly… For instance…

In conclusion, …」

 

もうこれに尽きます。

「私の意見はこうです。理由は〜で、例えば周りの友達やニュースを見ていても〜という意見が多いからです。確かに〜という意見も分かります。(しかし、〜が問題点だと思うので)、結論としては〜が私の意見です。」

 

この流れを崩さなければOK。反対の意見を認める譲歩に関しては、時間が余りそうであれば盛り込んでみてください。時間がギリギリになりそうな場合は抜いてしまって構いません。

あとは定番表現を下にまとめるので見ておいてください。

 

・意見の提示

・I am in favor of

・I believe…

・I am against the idea that…

 

・理由や根拠例の提示

・First of all…

・Firstly…

・Forexample…

・For instance…

 

・結論の提示

・So…

・Inconclusion…

・These are the reasons I am for… 

TOEICスピーキング対策方法まとめのまとめ

なかなかボリューミーに懇切丁寧にTOEIC SWのスピーキングパートの裏技やら攻略方法を書きましたよ。

TOEIC SWに関しては攻略方法や勉強本がそこまで多くないので、これらのテクニックを知っている人はかなり限られています。ライバルに差をつけられる今のうちに高得点をとって就活やら昇進やらで見せつけてやってください。

僕はもうこの記事めっちゃ大変でタイピングしすぎて腱鞘炎になりそうなので今日はこの辺で帰ります。頑張って鬼のようにいい点数を取ってくださいませ。

ABOUTこの記事をかいた人

YamaguchiTatsuya

学生時代に編み出した「独自の学習方法」による効率的で楽しいTOEIC高得点のコツ等を書いています。 大手IT広告代理店国際事業推進部→某教育系スタートアップ執行役員→ブランディング(入社案内・理念浸透ツール等の制作) グローバル教育研究所認定講師。