【足りない時間を15分余らせる】TOEICPart7解法テクニック集

TOEICは時間が勝負です。

特にPart7が終わらないという人が周りに多すぎるので、今回は僕が実践してリーディングの残り時間を15分余らせた速読方法を伝授します。

  • 時間内に回答が終わらないせいで、正答率は良いのに点数が伸びない
  • 長文ダブルパッセージ・トリプルパッセージ問題に戸惑う
  • 頭から正確に真面目に文章を読んでから解いてしまう

このような経験のある方にうってつけのテクニックです。

 

①スキミング(要点探し)

スキミングは、ご存知のようにクレジットカード情報を読み取ってそれを悪用する犯罪名から由来しているテクニックです。

TOEICの場合だと「設問を先読みした上で、回答部分だけをすくって読む技術」のことを指します。

例えば以下のような設問がある場合、このスキミングは有効になってきます。

例)「文中の”It”は何を指しているでしょうか?」という設問があったとします。

この設問であれば、「Itという代名詞なので大体直前の部分に答えがあるな」という推測をした上で、その部分を重点的に読んで答えに当たる部分を探すといった流れで回答に辿り着くことが出来ます。

これは非常に簡単にできるテクニックなので、いろいろな問題パターンで試して感覚を掴んでみてください。

そもそもの設問を読む速度すらも遅いという人は後述の「音読の方法と効用」の欄を必ず読んで、速読力の土台となる力を身につけてください。

例外として、It〜that構文の場合はItの内容がthatの後にくるため、その場合はthat内の文章を読んで答えるようにしましょう。

 

②スキャニング(単語探し)

スキャニングとは「設問にある単語を先読みして、その単語付近を重点的に読む技術」です。

3Dスキャンを始めとしてスキャンという言葉は日本語でもよく使うようになっていますが、意味は「必要な情報だけを読み取ること」です。

先ほどと同じく、このスキャニングを以下の問題の中で見ていきましょう。

例)「Bobは将来何の職業に就きたいでしょう?」

A:料理人

B:作家

C:ギタリスト

D:先生

この場合、「Bob」という人物名はもちろん、選択肢の4つのワードも目で覚えておいてもう一度文章をさらってみます。そうするとそれらの単語が必ず文中で見つかるので、その付近を入念に精読して解答に導いていくことが可能となります。

このようにキーワードとなる単語を頭に入れておいて文章をスキャニングしてみてください。

ざっと文章に目を通すだけで、単語が目に飛び込んでくるはずなので、その周辺情報を読んでみると答えが簡単に分かる問題が多いことに気づくはずです。

 

そもそもの速読力を高めるには

「上記でテクニックは分かったけれども、そもそもの速読力が足りていない」という場合はこれらのテクニックを使っても、正直Part7を時間内に終わらせることは難しいです。

いくらハードルの上手な跳び方を知っていても、そもそもの短距離走が遅ければタイムなど上がらないのと同じです。

ではどうすればいいの?という話ですが、私は「音読」の繰り返しを推奨します。

 

英語音読の方法と効用

①や②に比べると即効性は少し低いですが、長期的に見ると最大の効力を発揮するのがこの”音読”。

「音読なんて小学校でやって以来だし、地味だから面倒…」という人は問答無用で絶対に敬遠してやりませんが、正直そういう人はそもそも伸びません。地道な努力無しに英語力が上がるならば、今頃日本人の大半が英語をスラスラ読めていることでしょう。

「じゃあどうして音読で伸びるの?」という質問が次に来るかと思いますが、それは「英語の反射神経が鍛えられるから」に他なりません。

どういうことかというと、日本語も英語もそうですが言語というものは「一連の言葉の塊・流れを通してでないと、文として意味を成さない」ということです。

日本語で会話をする時を思い出してみてください。いちいち「雨と小雨どっちだろう…」「あー、文法的に”全然”のあとは”ない”だったなぁ」と考える人はいますか?99%いませんよね。

この微妙な言葉の感覚や文法知識のようなものは小さい頃から全て「話す(使う)」ということで、私たちは身につけてきました。それと同じことを英語学習にも当てはめると「音読をする」ということになるわけです。

使える文章・語彙のレパートリー、文法感覚に言葉のニュアンス。これらが全て身につきます。

日本語にはあまり感覚として無い「関係代名詞」が苦手ならば、「関係代名詞」の長文読解問題を20回音読してみてください。

どの単語も文法知識も理解した状態で音読を繰り返すと、その文章に含まれている英語の要素は完璧にあなたのものとなります。身体で覚えるので、簡単には記憶からは抜けません。

人によってこの速読力向上の効果を感じる時期は違いますが、毎日長文を20回音読する習慣ができれば、あなたの速読力はアップします。

■メリット

・英文を戻り読みしないで意味を掴むことが出来る

→関係代名詞などをいちいち確認しない”英語のリズム”で読まなければならないので、これまでの戻り癖を取ることができます。

・五感の半分以上を使うので読んだ英語が体に染みつく

→音読は視覚・聴覚・触覚を使います。

  • 視覚・・・テキストを見る
  • 聴覚・・・自分の発した声を聴く
  • 触覚・・・言葉を発する際に口・舌をフルで使う感覚がある

「体で覚える」とはよく言いますが、これらは脳に刺激を与えるには絶好の機会です。

ただ教科書を眺めているだけの勉強に戻れなくなることうけあいです。

 

筆者の速読力アップ体験談

この音読の効果を僕は高校2年生の大学受験予備校の授業時に知りました。

~Before~

その時の僕のスペックは以下の通りです。

・高校2年生の1月時点でセンター試験模試120点

・関係代名詞があるとすぐに読んだ後にその辺りへ戻って確認してしまう

・速読が出来ずに試験時間内に解き終わらない

音読を1月から毎日始めて半年後の模試で…

~After~

・センター試験模試180点

・試験時間を約30分余らせて見直しにあてることに成功

・・・

時間がかかるけど、音読が半端じゃない効力を持っている理由は一目瞭然ですね。

TOEICでも、調子がいい時は15~20分余らせることができた回もありました。

時間もかかって根気が要りますが、本気で速読を出来るようになりたい人はぜひぜひやってみてください。

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