多くの英単語は「接頭語」「語幹」「接尾辞」と、
各パーツに分かれた部分が組み合わさって組み合わさってできています。
英語上級者はこの仕組みを上手に利用しています。
「接頭語」
目次
a.否定を表す接頭語
- an-,anti-
【例】 anarchy (無秩序の)
- in-,im-
【例】 impossible (不可能な)
- un-
【例】 unknown (未知な)
- de-
【例】 depart (出発する)
- dis-
【例】 dislike (嫌う)
- re-
【例】 reject (拒否する)
- ab-
【例】 abuse (乱用する、悪用する)
b.「上」を表す接頭語
- over-
【例】 overcome (克服する)
- sur-
【例】 surpass (…を越える)
- a-
【例】 aboard (海外の、外国の)
c.「下」を表す接頭語
- sub-
【例】 suburb (郊外、市外)
- de-
【例】 decrease (減る)
d.「外」を表す接頭語
- ex-
【例】 expire (満了する、終了する)
e.「内」を表す接頭語
- in-
【例】 innate (先天性の)
f.「共に」を表す接頭語
- com-
【例】 compromise (妥協する)
- con-
【例】 contract (契約する)
- co-
【例】 coexist (同時に存在する)
g.「前」を表す接頭語
- pre-, pro-
【例】 prejudice (先入観、偏見)
h.「後」を表す接頭語
- post-
【例】 postpone (延期する)
i.「移動」を表す接頭語
- trans-
【例】 transport (輸送する)
「接尾辞」
a.「人」を表す接頭語
- -ant
【例】 descendant (子孫)
- -er, -ee
【例】 employee (雇われている人)
- -ist
【例】 novelist (小説家
b.「痛み」を表す接頭語
- -ache
【例】 headache (頭痛)
c.「感情」を表す接頭語
- -pathy
【例】 sympathy (同情)
d.「主義」を表す接頭語
- -ist
【例】 realism (現実主義)
e.「~学」を表す接頭語
- -nomy, -logy
【例】 geology (地質学)
economy (経済)
このように「接頭語」と「接尾辞」をからめて覚えていくと、すでに覚えている英単語と結びつけながら覚えることになるので、
英単語のイメージが鮮明になり、長期記憶に残りやすくなるのです。