こんにちは、Dです。
「単語が分からなさすぎてお手上げだ…」
TOEICのテストを受けていて、こんな絶望的な気分に陥ったことのある方も多いのではないでしょうか。
TOEICにはリスニングパートとリーディングパートがあるわけですが、結局単語が分からないと聞き取ることも読むこともできませんよね。
今回は、TOEICに向けたリスニング・リーディング対策の大前提として必要な「単語」に着目してみましょう。
効率的に単語を覚えるコツを5つご紹介します。
❶単語を聞き、自分で発音する
最も基本的でありながら、意外と多くの人ができていないのが「聞く」「発音する」の二つです。
目で見るだけでなく、耳や口を使った方が記憶しやすいのはある意味で当然ですよね。
最近ではCDのない英語教材の方が珍しいくらいだと思いますので、その音声をスマホに入れて毎日聞きまくり、自宅では愚直に発音を続ける。
身体全体を使って言葉を覚えるイメージで、聞くことと口を使うことの二点を意識しましょう。
❷自分に復習テストを課す
ハッキリ言って、単語の勉強は面白くありません!
どうしても無味乾燥な学習が続いてしまいますので、単語が覚えづらいのは仕方がないんです。
ですから、何度も繰り返すことが重要です。繰り返し学習するだけでなく、適宜自分で「復習テスト」を行いましょう。
単語カードや赤い下敷きを使ってテストできるのがベストですが、なかったとしても日本語の書いてある箇所を隠してチェックすることはできますよね。
復習を積み重ねることで、覚え損ねている単語を一つでも減らしましょう。
❸過去の記憶と結びつける
単語だけだと無味乾燥で覚えづらいので、何かと結びつけられると少しは記憶の助けになります。
その一例が「過去の記憶」ですね。
例えば、「shrill」という単語があります。「金切り声の、キーキーした、辛辣な」という意味です。これを、過去母親からテストの点のことでしかられたときのことと結びつけるわけです。「shrill」を見ると、しかる母親を思い出す感じですね。
こういった連想は、ものを覚える上でとても有効ですよ。
❹映像で「連想ゲーム」のように覚える
過去の記憶と結びつけるのと似ていますが、単語を映像的なイメージと結びつけて連想ゲームのように覚える、というのも有効です。
先ほどのshrillで言うと、別に母親にしかられた経験がなくてもいいわけですよね。そういう映像を頭の中にイメージさせて、それと結びつけるような覚え方をします。
これによって、無味乾燥な英単語がいきいきと(?)イメージできるようになります。
❺大雑把に何度も反復
英単語学習において、反復が重要であることはご存じだと思います。
それに付け加えたいのは「大雑把に」という点。
どうせ一回では完璧に覚えられるはずがないのですから、ある程度は忘れてしまうことを大前提として反復に力を入れるわけです。そのため、一日あたり100個や200個と、大量に学習するとよいでしょう。
忘れても問題ありません。その分、5回も6回も高速で反復練習をして、覚えている単語の割合を増やしていきます。
完璧に10個覚えようとするよりも、大雑把に70個(100個のうち7割覚えたと想定)覚えられた方が効率的ですよ。
まとめ:単語ができればどれだけ助かるか…!
単語力があると、リスニングやリーディングがかなり伸びます。
少し聞き取れない、読み取れないところがあっても、単語一つから話の文脈を推測することができるからです。
例えば、リスニング問題の途中で少し聞き逃しても、その後の単語が分かれば聞き逃した部分を埋めることができることもあります。
ぜひ効率的に単語力を養って、TOEICのスコアを一気に伸ばしましょう!