仕事で忙しいけれど英語の能力は今後のために上げたい…
現代を生きる社会人が隙間時間で英語を勉強するのはとても大変です。
そこで、今日から簡単にできる英語能力を上げるための環境の作り方をまとめてみました。
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この記事をオススメしたい人
- 手軽に英語能力を上げたい人
- 忙しい中でも英語に触れ続けたい人
- 少しでも英語能力向上のためにできることをやりたい人
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①目に入るものを全て英語に翻訳する
これは本当に手軽に行えるものですね。
ひたすらに自分の目に映るものや自分の行動を英語に頭の中で翻訳するという習慣です。
目を覚ましたなら「I woke up.」だし目に本棚が見えたら「bookshelf」と翻訳するし…といった具合です。
最初から文章で翻訳すると中々大変だという人はまずは全て英単語にすることをオススメします。
これを続けると日常会話のスピーキング・ライティング能力のアップにもなりますし、わからない英単語があった場合はすぐにグーグルで調べればインプットにもなります。
意外とこういう自分の身近なことを英語にするということも初心者は難しかったりするので、気負わずに気楽に少しずつやっていくとアウトプット能力は爆発的に上がりますよ!
②普段使うデバイスを全て英語にする
これも非常に簡単で一回設定してしまえばあとは何もする必要がないので、大変楽に英語に触れる時間を作ることができます。
携帯電話やパソコンであれば環境設定の「言語」のところからおそらく設定できるかと思うので、まだやっていない人は早速やってみましょう。
筆者は大学生になりたての頃に初めて行ったのですが、携帯の操作一つとっても意外と知らない表現が出てくるので非常に興味深いなぁと思っていました。
他にもタブレットやゲーム機など様々なデバイスが家の中にはあると思うので、ぜひ全て英語設定にしてみてください。
③字幕を駆使して映画やTEDを見る
映画やTEDを字幕で観るってよくみんな言うけど結構大変だよ…っていう人はもしかしたらやり方を間違えているだけかもしれません
(※TEDは世界で一番有名な各業界の著名人が行うプレゼンテーションイベントです。)
これらをいきなり英語の字幕で見始めても聞き取ることは相当難しいです。
そもそも英語独特のスラングも数多く入っているのが特に映画。それを初心者が聞き取るのは至難の技です。
そこで、まずは日本語字幕で見て内容をしっかり把握しましょう。できれば2回見た方がいいかもしれません。そのあとに字幕を英語字幕にして繰り返し見ます。
慣れてきたならば最後の最後に全ての字幕を無しにして見てみましょう。
さらに!「超字幕」を皆さんはご存知でしょうか?
フレーズごとの巻き戻し機能や日本語英語字幕の同時通訳表示など英語学習者に大変便利な機能がたくさん付いているものです。
数多くの名作映画がすでに超字幕になっているので、以下のURLから探してみて気に入るものがあれば買ってみてはいかがでしょうか?
http://www.sourcenext.com/product/chj/
④英語歌詞の曲を聴く
かなり簡単ですね、好きな英語歌詞の曲を通勤通学途中で聴きます。
この時に注意すべきポイントは2つ。
- 発音・リエゾンに気をつける
まずは歌詞カード無しでも聞き取れるようになることを目標としてください。
そのためにはこの2つで特に大切なポイントとなります。発音に関しては「R」の発音だけ少し注意する必要があります。
英語詞の歌においては「R」の発音は弱くなることが多いです。特に一文の最後にRの発音が来る場合はほとんど舌をまかないということを覚えておきましょう。
リエゾンは他英単語と英単語の繋ぎ目を綺麗に発音する技術。早口のラップをコピーするとしたら絶対にこれができないと歌いきることは難しいでしょう。
単語と次の単語がどのように繋がっているかをしっかりと把握できると通常に英会話も綺麗に発音できるようになっていきます。
自分でもカラオケでしっかり音源のように歌うことができれば一旦のゴールとなります。
- 英単語・文法の意味を歌詞カードからきちんと読み取れるようにする
知らない単語があったり、文法的によく分からない部分があったならばチェックしてきちんと調べましょう。
音楽は表現活動なので、歌詞に出てくる英単語に日常会話で使わないような抽象的なものが含まれていることが多いです。
「あれ、これってどういう意味なんだろう?」となったら、英語力を伸ばすチャンスです。
自分の好きなアーティストがどういうことを曲で伝えたいかも紐解けるととてもいいですね。
⑤日記を書く
自分の手帳に短くてもいいので日記を書くのは大変有効なライティング能力アップの習慣となります。
まずは書いてみることが大事なので3行だけでもいいから書いてみましょう。
ポイントは簡単な英語で構わないので、自分の言いたいことを書けるようにするということ。
実際の英会話も文法の細かいミスよりも伝わることの方が大事。
どんどん書いて書けるようになった自分に自信を持つようにしていきましょう。
楽に書けるようになってきたら制限時間を自分にも受けてどれだけ長くその日の出来事を書くことができるかをタイムトライアル形式でやってみるのもアリです。
⑥ネイティブの友達とチャットする
ネイティブの友達がいる人限定になってはしまいますが、毎日何かメッセンジャーやLINEなどでやり取りができると瞬間的に英作文をして返す脳を鍛えることができます。
「相手が自分の返事を待っている」という心理的なプレッシャーがあるので、なるべく早く返せるように瞬間英作文をする能力が上がります。
ネイティブの彼氏や彼女をつくることができるとこのトレーニングは嫌でも行う環境になるので、もしパートナーを英語が出来る人にすることが出来そうであれば人生経験も込めてやってみてください!
⑦毎日10分の高速単語チェック
これは電車の中や寝る前に簡単に出来ちゃうものなので特にお勧め!
自分の使っている単語帳を赤シートで日本語部分を隠しながら10分間でとにかくめくりまくるというもの。
見た瞬間に意味が出てこない単語があればチェックをして、すぐに次の単語に移ってください。単語帳にもよりますが、1単語1秒でやっていくと必然的に600単語に触れることになります。
TOEICで考えると、大体の頻出単語は多くても1500〜2000程度なので3日ほどで早ければ1周できてしまいます。
単語は繰り返しが重要なので、この習慣を破らなければ相当な英単語の定着率を狙うことが可能です。
リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの全ての大本となる力は単語なので、このお手軽単語暗記術は強くお勧めします。
⑧簡単!速攻シャドーイング
夜遅くになって人通りの少ない帰り道を歩くことの多い人にオススメなのがこのシャドーイング。
自分の持っている英会話のCD音源を発話者の後を追いかけてそのまま同じ発音・同じスピードで同じように英文を読み上げるトレーニングです。
これにより、リスニング能力とスピーキング能力がグンと上がります。
ネイティブの英語はイントネーションが日本人の英語とは全く違うので、実際の英語がどのように話されるかを身体で覚えることができるのがその理由。
また、すぐに後を追いかけて発音をすることで英語のスピードにも慣れることができます。
音読をするとフレーズを頭で考えずに口にする練習にもなるので、会話表現のストックも増えることでしょう。
最初は中々難しいかもしれませんが、慣れてくると自分の英語を話す速度も上がってくるので成長を感じられるかと思います。
まとめ
全部10個の手軽にできる英語学習法をまとめてみました。
自分のライフスタイルに合わせてどれか1つからでも始めてもらえると、英語に触れる時間が今よりも格段に多くなるので、英語を本気で勉強したい人は是非今日からトライしてみてくださいね。