誰かを助けようとする時、どんな英語で声を掛けますか?手助けを申し出る時の言い回しはたくさんあります。カジュアルな表現からフォーマルな表現まで、状況によって使い分ける意識も大切です。
ここでは、手助けを申し出る時の英語のフレーズをいくつかご紹介します。さりげなく使いたいですね。
1、I’ll ~(do something).
この表現はとってもシンプルです。カジュアルなシーンではいつでも使えます。
あなたがそれをすること(do something)で、相手が喜んでくれる、助かった!と思ってくれるという確信がある時に使います。
必要なものがあるけど忙しくて取りに行けない人には
I’ll go pick up all the stuff we need.
(私が必要なもの全部取りに行ってくるよ)
たくさんの荷物を運ぶために何度もドアを開け閉めしている人がいたら
I’ll hold the door open for you.
(ドアを持って開けたままにしておきますね。)
2、Let me ~ (do something).
Let me ~もフレンドリーな表現です。先ほどのI’ll~に比べると少しだけ丁寧になります。
リクライニングとか、高さの調節を申し出て席を提供する時、
Here – let me adjust the seat for you.
(どうぞ、私が席を調節しましょう。)
That’s a good question. Let me find out for you.
(いい質問!私に回答させてください。)
3、Do you want me to (do something)? / Do you want (something)?
必要かな?必要ないかな?と迷ってしまう時は、相手に聞いてみるのが一番です。
必要だという答えが返ってきたら、快く助けてあげましょう。
Do you want me to take over?
私がやりましょうか?(take over=引き継ぐ)
(※会話ではDoを外して伝えることもできます)
I’m headed out to grab some lunch. You want me to pick you up something?
(ランチ買いに行くけど、何か買ってきて欲しいものある?)
4、Would you like me to (do something)? / Would you like (something)?
さらにフォーマルな言い回しです。目上の人やお客様に対して使うことが多いでしょう。
Would you like me to close the window?
(窓を(私が)閉めましょうか? =閉めて欲しいですか?)
Would you like some water?
(お水はいかがですか?(必要ですか?))
5、Can I (do something)?
フォーマルな場面では、してもいいですか?のCan I~?を使うと、喜んでそれをするという気持ちを表すことができます。お客様を迎えた状況などでは積極的に使いたい表現です。
Can I get you something to drink?
(お飲み物をお持ちしましょうか =私が取ってきてもいいですか?)
Can I recommend the Cabernet Sauvignon?
(カベルネソーヴィニヨンをおすすめします =おすすめしてもいいですか?)
6、I’d be happy to (do something).
喜んで!が伝わります。ビジネスでもとてもよくつかわれるフォーマルな表現です。
We have a few more minutes, so I’d be happy to take some questions from the audience.
(もう少し時間があります、質問があれば喜んでお答えいたします。)
I’d be happy schedule a time to meet and talk with you about it.
(そのことについて会ってお話しする時間が取れたら嬉しいです!)
喜んでしますよ!を伝えることができたら、相手も気兼ねなく助けを受けたり、頼んだりすることができますね。
キーポイントは「してもいいですか?」と、こちらからお願いするフレーズを使うことのようです。思いやりの心を気持ちの良い表現で伝えられたら素敵ですね!