突然震災が起きた時、不意の悲しみに包まれたりすると言葉も出せないことってありますよね。
それを言葉にするのは難しいですが、ここでは、そのような衝撃や悲劇の状況を表現する英語の言い回しをリストでご紹介します。
衝撃を受けた時
受動態で表す 「I am shocked.」が一番ベーシックです。他にも下記のように色々な表現があるんですよ。
I was shocked to hear…
…と聞いてショックだった。
Everyone’s reeling from the shock of…
誰もが…の衝撃に動揺している。
It happened out of the blue.
それは思いも寄らないことだった。
Who could have predicted it?
誰も予測できなかったよね。
I (just) can’t get over ….
立ち直れない…
We were completely taken aback by…
私たちは…に不意を突かれた
Shocked at the news, she couldn’t speak.
その知らせにショックを受けたので、彼女は話せなかった
The news of the accident was a great shock to us.
その事故の報せは私たちには大ショックだった
信じられない時
信じられない!は、嬉しくて大喜びのサプライズなどに対する表現としても使われますが、ネガティブな内容で信じたくない、信じ難いという時にも使います。
I just can’t believe…
そんなばかな
It’s unbelievable.
信じられない
I just can’t imagine…
想像すらできない
I don’t know what to say.
もう言葉も見つからない
悪い状況の表現
とにかくすごい、ひどいという感情表現も色々あります。災害や悲しみ以外では病気の経過を表現する時にも使われることがあります。
It’s so awful.
とにかくひどい
It’s terrible.
最悪ね
What terrible news.
ひどいニュースだわ
I can’t believe my eyes!
目を疑うわ
It’s a tragedy.
悲劇よ
It’s a nightmare.
悪夢だわ
This is the worst thing that could have happened.
今までで最悪の出来事だよ
災害などが起きた時に使える表現
災害などが起きた時、その影響についてよく使われるフレーズをご紹介します。ニュースなどでもよく見かける熟語表現です。
to come to terms with
= 受け容れる
It will take us a few months to come to terms with what’s happened.
何が起きたのかを受け容れるのに数カ月掛かった。
to provide emergency relief
= 緊急援助を提供する
International organizations are providing emergency relief.
国際機関は緊急支援を提供している
to give moral support
= 精神的支援をする
We can only give them our moral support.
私たちができるのは精神的なサポートをすること
to learn the lessons
= そこから学ぶ
We hope the government will learn the lessons from the earthquake and spend more money on research.
政府が震災の経験から学びを得て、研究予算を増やしてくれることを願う
信じられない!というのは、できればハッピーなことに使いたいものですね。でも私たちは生活の中で喜びも悲しみも経験していきます。どちらも表現できるようになったら、自分で話したり書いたりできるのと同時に、その状況にある誰かの言葉を理解し、寄り添うこともできるということですよね。
使う場面はあんまり想像したくないものですが、さらりと触れておきましょう。