こんにちは、真夏の昼下がりのステーキハウスで友達に「これ知ってる?知らないの?ダサっ!人としてダサい!」と不服ながら矢継ぎ早に罵られながらも紹介してもらった「TEDICT」というアプリを皆さんはご存知でしょうか?
このアプリ、TEDのプレゼンテーションをディクテーションやリピーティング向けの教材にアレンジして配信しています。
実際にインストールして中身を見てみたら、リスニングに苦手意識を持っている人が勉強するのにうってつけの神アプリだったので、TOEIC学習の権化と化して日本に危機をもたらしかねない私が皆さんにTEDICTというアプリを骨の髄から髄までたっぷりと紹介します。
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この記事をオススメしたい人
・ディクテーションやリピーティングの教材に困っている人
・リスニングがとにかく苦手な人
・TEDのようにエンタメで楽しく勉強したい人
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①TEDICTを要約するとこんな感じ
TED+ディクテーションでTEDICT。
TEDはみなさんご存知、Technology, Education, Designの頭文字から取った全世界で一番有名なプレゼンテーションカンファレンスです。元大統領やミュージシャン、科学者と様々なプレゼンターがプレゼンをすることはご存知でしょうか?
そして、ディクテーションは「聞いた英語音源をそのまま聞こえた通りに文字にしていく」という勉強法。リスニングの勉強をする人はご存知中のご存知でご存知なことでしょう。
そんなご存知界の新星TEDICTは、TEDの超絶タメになり面白いプレゼンテーションを全てスクリプト(原稿)にして、それをそのままディクテーション学習教材にしたアプリです。
その名の通り、ディクテーション機能が神がかってる知る人ぞ知るアプリです。ディクテーションは自分でやるには中々に手間だし、良い教材も少ないのが世間の常識。そんな中、アプリの力で常識の壁をぶち抜いてくれたのがこのアプリです。
しかもこのTEDICT、Liteバージョンなら無料で使えます。が、有料版を買うと速度調整機能が付いたりして、より学習に便利なアプリになります。
どんだけ機能がすごいのかを以下で徒然なるままに書き下させていただきます。
②鬼のディクテーション機能
まずメニューから、適当にプレゼンを選んで押してみるとこんな感じの画面になります。
プレゼン動画をダウンロードし、TEDICTを始めます。
TEDICTとTEDICTisyがあります。この違いは以下の通り。
・TEDIC・・・ノーヒントで聞こえてきた単語を英語で入力するもの
・TEDICTisy・・・文章内で使われている英語が選択肢で既に表示されており、それらを正しい順番に並び替えるというもの
(こっちがTEDICT)
(こっちがTEDICTisy)
「最初から英文で売って入力する?はぁ、出来なくはないよ。でも今は違うんだ、並び替えたい気分なんだよ。いや、いつもはそのまま聞こえたまま打つんだけどね。」というようリスニング初心者の方は、TEDICTisyから是非使用してみましょう。
背伸びをすると人生で良いことはそこまで多くはありません。
既にある程度の実力をお持ちの方であれば、最初から通常のTEDICTの方で学習をすると良いのではないでしょうか?
2種類もディクテーションモードを用意してくれるなんてとても優しいアプリですね。親切すぎて何か裏の意図を探ってしまいます。
③尽きることのない豊富なトピック
これはそもそものTEDの話にもなりますが、もうトピックの数やらプレゼンの数やらがやばいです。百鬼夜行のように魑魅魍魎と所狭しとメニュー画面から見えております。
読者の皆様に正確なTEDICTのトピック数をお伝えしたく1から指折り数えていたのですが、89で薬指を第一関節まで曲げたあたりで親から「ご飯できたからおいで!」と大声を出されてひるんでしまったがゆえに、どこまで数えてしまったか分からなくなってしまいましたが、無数のトピック数がそこには確かに存在しています。
親には逆らえない年功序列社会の成れの果ての代名詞のような私はとりあえず申し訳程度にトピック欄のスクショを撮ってみました。
改めてその多さに驚き、感銘を受け、初めてピラミッドへ行きその大きさに畏敬の念を覚えながら、かも言えぬファラオのミステリアスさを感じたあの世にも不思議な感覚をTEDICTのトピック欄から感じてしまいました。
④畏怖すら覚えるボキャブラリー機能
TEDICTにはWordsという、TEDの中で使用された単語を全て見ることができるボキャブラリー機能があります。
文章を書く立場としては、「どんだけ推しポイントがあるんだよ、TEDICT。文章書く量が増えてしょうがねえじゃねk@:nvhasn」と思わざるを得ません。
こんな具合ですね。恐るべきTEDICT。
しかしまぁ、どんだけ優等生なんですかTEDICT。大学で成績優良賞を取っていた20歳の頃の僕とそっくりなくらいに優秀でだんだん腹が立ってきました。
TEDを見ながら、いちいちわからない単語にぶつかってはエキサイト翻訳とかweblioとかで探す必要がないってことですよ。鬼のようにユーザー目線に立っていますね、アプリ製作者の凄さに敬意を表します。
⑤TEDICTのまとめ
ハイパーディクテーションマシーンのような神アプリ、TEDICTをご紹介しました。
こんなに高品質なアプリが参考書の3分の1とか4分の1みたいな値段で買えることに時代の進歩さとTEDICT製作者の素晴らしさを感じてやみません。
リスニングの勉強に苦手意識を持っているけれど、なかなか勉強ができない…という人は教養になる面白いプレゼンを見る感覚で勉強してみてはいかがでしょう?