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TOEFL Listeningセクションで知っておくと得するテクニック

TOEFLのListeningセクションの音声形式は2種類

・「講義」
・「面談形式」

です。

つまりどちらも「会話スタイル」です。

速さも自然な早さですから、普段ドラマなどを見慣れているなら、
物足りないくらいほどかもしれません。

目次

■大学の講義

●TOEFL Listeningの出題方式

大学の講義では教授が一方的に話す内容を聞いたり、それに対する学生の意見交換を聞いて設問に答えます。
テーマは例えば都市計画、心理学、など一般日常会話より少し高度です。

●TOEFL Listeningの対策方法

大学の講義とは言え、学術用語はほぼ登場しません。
出てきた場合はその後さりげない説明が入り、知識がなくても分かるよう工夫されています。

そのため、ESL学生用ニュースを聞くことで十分対策できます。

「NHKのニュースで英会話」(https://cgi2.nhk.or.jp/e-news/index.cgi)レベルで練習を始め、慣れてきたらESL用VOA(http://learningenglish.voanews.com/)を聞きましょう。

聞き流すような聞き方(ながら聞き)はせず、
落ち着いた場所で、一度で内容全てを聞き取る覚悟で集中して聞く練習が必要です。

この時、内容を書き留めます。
メモ取り練習もTOEFLには欠かせません。

■面談や個人授業

面談や一対一の補習授業など、学生と先生の一対一の対話を聞きます。
テーマは生物学、就職相談などですが、こちらも特殊な用語は使われていません。

時事英語に必要なビッグワードは不要ですが、同意語バリエーションを増やすことで、洗練された英語を理解することに慣れておいた方がスムーズに理解が進みます。
たとえば「agree」だけでなく「consent」、「oppose」だけでなく「dispute」などです。

■Listeningセクションでの注意点

●集中力の持続

TOEFLのListening セクションの音声は、英検やTOEICのリスニング問題よりも随分長いのが特徴です。そのため途中で集中力を切らさないよう注意が必要です。

例えば英検準1級のリスニングの音声は一問一分以内ですが、TOEFLでは3分はあります
長いもので5分です。

しかも話す速さは約1.5倍、語彙の難易度もちょうどその程度です。

難しい上、速くて長いため、最初は精神的にとても疲れます。

せめて15分くらいのものを集中して聞きこむ練習をしましょう。(聞き流しは禁物です)

●メモ取り

メモを取っても構わないので、メモをうまくとる練習をしておく必要があります。
音声は長いので情報量も大量です。

メモを取らずに頭に入れるのはリスクが高いので、キーワードを書き残しましょう。

メモを取る際、文章をそのまま書こうとしてしまわないよう、日頃から練習が必要です。
○、◎、×などの記号と共に「単語のみ」を書き綴ります。
メモ取りに忙しくて聞き逃してしまった、という話は、あり得ないようで実際よく起こる失敗です。

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■まとめ

TOEFLのListening対策のために、情報量の多い文章を、聞き流さず集中して聞き、情報を書き留める練習をしましょう。

また、TOEFL試験は一斉開始ではありませんから、Listeningセクションに自信がない場合、
開始時間ぎりぎりまで待ってから開始しましょう。

他の受験者がガサガサ受験の準備をしているうちから始めると、
聞き取り力は格段に落ちてしまいます。

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