実は、最近急激に英語でプレゼンテーションのニーズが高まっているという実感があります。
会社で急に英語でプレゼンをすることになっても・・・・もう緊張しなくて大丈夫です。テンプレートを使って話を組み立てれば失敗することはなくなります。いえ、むしろシンプルで分かりやすいと褒められることになるでしょう。
あなたは最初の好印象を与えたいと考え、自己紹介と聞き手を引きつけてからプレゼンの概要紹介に入るための興味深い話題を、スムーズに進めるためにいくか言い回しを準備しましょう。
まずはプレゼンのレイアウトを紹介しよう
この英語プレゼンのテンプレートを参考してください!
Before I outline the sections of my presentation, here’s an interesting fact. Did you know that….?
So, with that in mind, my presentation will be split into 3 parts.
I’d like to begin by…
Then, I’m going to talk about….
Finally, ….
Please hold questions till after the presentation.
ビジネスプレゼンテーションの目標は?
商品やサービスを売ることです。
聞き手の感情を揺さぶり、あなたから商品を購入してもらうように人を動かすことです。
プレゼンテーションを行う上で重要なポイントは「いかに自分の考えを相手に理解してもらうか」に尽きるわけです。
そのために、必須のプレゼンテーションの論理の流れというものが存在します。
それが『人を動かすロジカル三段論法』です。
なんだか難しそうな名前ですが、内容は至ってシンプルです。
『人を動かすロジカル三段論法』
①【Story】自分の主張を述べる。
↓
②【Visual】主張を証明するような根拠をあげる。
↓
③【Delivery】オーディエンスのアクションを引き出すような結論を出す。
①【Story】自分の主張を述べる。
まずは、「自分が何を言いたいのか」をはっきり主張しましょう。
「Story」は、相手に伝うべき「メッセージ」を明確にするということ。
あなたの主張を一言でまとめる事が大切です。
・独身女性は犬とか猫を飼うべきだ
とか
・痩せたいなら毎日足つぼを刺激するか、鶏肉をたべるべきだ
みたいな「AもいいけどBもいい」みたいなのはダメです。
聞いている人がイメージしやすい主張をズバっと述べましょう。
・独身女性は犬を飼うべき
・痩せたいなら毎日足つぼを刺激しろ
という風に、「一つの主張に集中」すると上手く行きます。
分かりやすいプレゼンテーションのみならず、分かりやすいウェブサイト、分かりやすいデザインは「主張」がはっきりしています。
というわけで、まずは笑顔で落ち着いて「一つの主張」をしましょう。
そしてそのメッセージをきっちりと論理的に証明することが大事です。
目的を提示する
- The purpose of my presentation today is to talk to you about…
…について説明させていただきます。
- I am glad to be here today to give you an overview of the…
…の概要についてご紹介します。
バックグラウンドを説明する
- To give you a brief overview, our company makes products ranging from …
簡単な概要をご紹介すると、弊社は…から…に渡って製品を作っています。
- To provide you with background information to the talk…
話の背景をご説明しますと…
②【Visual】主張を証明するような根拠をあげる。
さて、ここからがプレゼンの本題です。
「Visual」は、言いたいことを確実に伝えるための補助的な道具です。
あなたが主張したい事を支えるようなデータや成功事例を紹介します。数字やグラフ、図などを通じてポイントが相手の頭の中に鮮明に残るよう工夫することは大事なのです。
また、あらかじめ予想される反論にも対応できるようなデータや成功事例があれば、あなたの主張に一層の説得力が加わります。
アウトラインを紹介する
- Firstly,I will provide …. Secondly, I will explain … Lastly, I will discuss …
まず1番目に、…を説明します。2番目に、…を説明します。最後に、…について考察します。
*「Firstly, Secondly, Lastly…」以外は、「First of all, Then, Next, Lastly…」という使い方もおすすめです。
データを基づいたポイントを強調する
論理的なプレゼンをするため、結論につながるチャートや数値の説明は大切です。
- I would like to draw your attention to …
…について注目してください。
- This chart shows that…
このチャートは…を示しています。
- The figure indicates that…
この数値によりますと…
質問のタイミングを説明する
- If you have any question, please feel free to stop me at any time.
何かご質問がある方は、話の途中でも構わないので、どうぞ聞いてください。
- Please feel free to ask me any question at the end of the presentation.
プレゼンの最後にご自由に質問してください。
終わりに近いことを予告する
- Now we are coming to the end of the presentation.
そろそろプレゼンも終わりに近づきました。
- Before we move on to our Q&A, I would like to give a conclusion.
質疑応答に移る前に、結論を述べたいと思います。(=主張を繰り返して、あなたの言いたい事を印象づけよう)
③【Delivery】オーディエンスのアクションを引き出すような結論を出す。
さて、いよいよプレゼンも最終の「Delivery」です。
あなたの言いたい事(主張)が聞き手に十分に伝わるかどうかは、ここで決まります。
これまでにあなたが話した事を、聞き手が頭の中で整理できるようにしてあげましょう。
また、コンテンツの内容に拘らず、さらに次の展開へと話を盛り上げていくことも心がけてください。
要約する
- I’ve divided my presentation into three parts. At first, I provided background information… Then, I described … Finally, I discussed…
3つのポイントに分けてお話しさせていただきました。はじめに、…の背景情報を紹介し…次に、…を説明しました。最後に、…に触れました。
プレゼンを締める
- In conclusion, I would like to emphasize that…
結論になりますが、…を強調したいと思います。
- To sum up, I want to reiterate that…
まとめとして、…を再度強調したいと思います。
質疑応答を始める
- Does anyone have questions? / Any questions?
ご質問はございますか?
- That’s a really good question. My answer will be…
とってもよい質問です。私は…と思います。
質問を回避する
- Sorry, I don’t quite understand what you mean by… Could you please clarify that for me?
申し訳ないですが、私は…の意味がよく分かりません。ご説明頂いてもよろしいでしょうか。
- Thank you for your question. Unfortunately I don’t think we have enough time to talk about more details, so I would be happy to discuss that with you later.
ご質問ありがとうございます。残念ですが、詳細を説明する時間はたりないです。その後で個別に説明させていただきます。
以上が、カルちゃんが必ず英語でプレゼンテーションを行うときに意識して使っている『人を動かすロジカル三段論法』です。
実は、このテンプレートは、プレゼンだけではなく即席のスピーチにも使えます。
是非この記事を印刷をして財布の中に忍ばせておいて下さいね^^
ちなみに、日本語でプレゼンを締めくくるときは「以上です」と言いますよね? それに引きずられて「That’s all」と言わないでください。その代わりに、「Thank you very much!」と笑顔でいうと自然な感じになります。
プレゼン準備で困っている友人のために、FacebookやTwitterにシェアしてくれらばカルちゃんはとっても嬉しいです^^