グローバル化が進む中、仕事のあらゆる場面で英語を使うことが必要になることシーンは年々増えています。
スピード、使う英語の内容、そして仕事の成果に繋げていくためにも英語をもっと上達させたいですよね。ここでは、限られた時間の中でビジネス英語を上達させるために役に立つ習慣をご紹介します。
仕事で必要な英語に触れる
ビジネス英語というと難しく考えてしまう人もいるかもしれませんが、仕事で英語を使わなければならないのであれば、自分の仕事に関連した内容に触れ、慣れていくことが一番です。
得意、不得意があるかもしれませんが、「読む・書く・話す・聞く」の力を伸ばすのに効果的な方法をご紹介します。
リーディング
リーディング力強化には、細切れの時間を有効に使って英文のニュースやコラムを読むことがおすすめです。5~10分で読み終えられるものを毎日の通勤時間やお昼休みなどを使って読んでみましょう。読むものの内容が毎日の仕事に近ければ近いほど、ビジネスの場で活きることを感じることが増えるでしょう。
また、毎日異なるニュースに触れることで多くのフレーズや単語に出会うことになります。たとえ分からない単語があっても、前後の文脈から単語の意味を推測する力を養うことができるので、TOEICやTOEFLなどの問題を解く際にこの力は活きていきます。
ライティング
ビジネスシーンで書くことと言えば、文書や資料の作成やメールなどがあります。これらの力を磨くには、参考になるビジネスメールの本を買って勉強したり、インターネット上にあるビジネス英語メールテンプレートなどを写経すると効果的です。
「これは参考になる」というものを探して、フレーズや単語を自分の頭の中にどんどんストックしていきましょう。できるようになってきたら、真似るよりも自分の仕事の状況に合わせて応用していく心掛けの方に意識を向けて、自分の仕事内容だったらどう書くか考えて練習してみましょう。
スピーキング
スピーキングに関しては、自分の周りに外国人の同僚や友人がいると練習しやすいと思います。もしそのような人がいない場合は、英語を話す機会を作るために、オンライン英会話を始めてみるのもひとつの方法です。
最近ではDMM英会話など、安くてすぐに始められるサービスが増えてきていますので、あまり勉強にお金をかけられない人でもオススメです。
また、仕事の内容に即したプレゼンテーションやスピーチなどをシャドーイングすることも口慣らしには効果的です。何よりも発声の筋肉を体に覚えさせられるので、いざ話さなければならないという時にスムーズになるでしょう。
リスニング
リスニングはニュースなどのネイティブが一定以上の速度感で話している音源を聞くことが効果的です。ただ、流して聞いていると実際に英語の内容が聞けているのかが曖昧になります。途中からただの音として聞いているだけでは、あまり学習効果は見込めません。
リスニング力を付けるのに効果的なのは、「聞こえたことを書き出してみる」という勉強法。書き出せない部分は、聞き取れない英語なのです。そこを地道ではありますが一つ一つ潰していけると、実際のリスニングで見違えるように英語が聞こえてくるようになります。
まずは触れ続けることが大切です。毎日続けるためにも、1日の中で細切れの時間を活用していきます。
分からない単語やフレーズが出てきた時に、「初級者」の段階では頻繁に調べても大丈夫ですが、「中級~上級者」の場合は必然的にわからない単語などが減ってくるので、1日に1つの不明点を深く調べて理解し、覚えていくようにするとすぐに実践で使いやすくなります。