「英語のプレゼンなんて絶対無理!日本語ですら苦手なのに…」
英語のプレゼンテーションをする機会に見舞われ、震えている若手社員も多いのではないでしょうか。
クライアントに外資系企業や外国人がいると、英語でプレゼンテーションをする機会があるでしょう。
今後日本は人口が減少していきますから、自ずと海外に目を向けたビジネスがこれまで以上に増えていくはず。英語でのプレゼンができるに越したことはありません。
今回は、英語のプレゼンをするときに注意すべき点を5つまとめました。
ぜひこちらを参考に、英語のプレゼンに臨みましょう。
TIP❶ シンプルな英語、シンプルな英文を使う
平易な言い回しを使うようにしましょう。
分かりやすいプレゼンは、分かりやすい言い回しによって構成されます。
そもそも、ネイティブでない私たちが難しい英語を使おうとしても必ず「ボロ」が出ます。
シンプルな論理を、シンプルな英語で表現することがプレゼンのキモです。
TIP❷ 最初にプレゼンのアウトラインを示す
プレゼンの最初に、構成やアウトラインを示しましょう。
言い回しや細かい表現でごまかすことができないので、日本語のプレゼン以上に英語のプレゼンには「わかりやすさ」が求められるからです。
アウトラインを最初に示すことで、聞き手もプレゼンの内容についていきやすくなります。
英語のフレーズとしては、以下のようなものが考えられます。
“My presentation consists of the following six parts…”
“My presentation is divided into the following six sections…”
TIP❸ 適宜、プレゼン内容を要約する
長いプレゼンの場合、適当なタイミングでそれまでの説明内容を要約してから次のセクションに進むような配慮が必要です。
プレゼンの全体像を聞き手がつかめるようにするためにも、部分の要約をすることが理解の助けになります。
例えば、以下のようなフレーズを使用しましょう。
“Let’s summarize briefly what we’ve looked at…”
“I’d like to sum up the main points…”
TIP❹ グラフやイラストを利用する
言葉ですべてのニュアンスを表現するのが難しい分、ビジュアルを利用するのが効果的です。
グラフやイラストを挿入することで、言葉を使用しなくても一目瞭然で強い印象を残すことができることもあります。
グラフやイラストを見てほしいときは、以下のような表現が使えます。
- “Here are some facts and figures”
- “The numbers here have increased or gone up”
TIP❺ 繰り返し練習する
最終的には、練習するしかありません。
日本語のプレゼンでも事前に練習することがあると思いますが、異なる言語で行うプレゼンなのですから、余計に練習が必要です。
内容に分かりにくい点がないか、考慮漏れがないか、といったプレゼンの内容に関するところから、自信を感じられるか、声の強弱はついているかなど、話し方や身振り手振りもチェックポイントになります。
事前に練習を重ねることで、当日に想定外のことが起きる可能性を減らすことができますよ。
まとめ:アウトラインとディテールの往復でプレゼン準備を完璧に!
英語でプレゼンするときの注意点は、実は日本語のときと変わりません。
説明の骨組み=論理展開をしっかりと固めて、その後に細かい部分を作り込んでいく。
作り込んだら、展開にブレがないかチェックする。
こうした「往復」によってプレゼンの完成度を上げるとともに、想定される質問と回答を用意しておく。
これで、だいたいは何とかなるはずです。
あとは場数を踏んで、当意即妙に対応できるアドリブ力を養うしかありません。
ご健闘をお祈り申し上げます。。