外資系転職に強い転職サイトをまとめました。
1位 リクナビエージェント
圧倒的求人数の国内最大手エージェント
売り上げ・紹介決定数業界No.1のリクルートキャリア運営の総合大手エージェントです。世界で見るとアデコ、ランスタッド、マンパワーに次いで世界第4位。
特徴としては、その実績に裏打ちされた書類作成・面接ノウハウの蓄積、独自の9万件にも及ぶ非公開案件を多数抱えている点です。また、RGFという別名で海外の転職エージェントを買収しており、特にアジア圏の外資系企業にとても強いです。
JACリクルートメントに比べると、管理系・エグゼクティブ系の案件は少ないのですが、そうでない職種の人であればまずは一度登録をしておくことをオススメします。
利用者の声を調査してみると、保有案件の多さ・担当キャリアコンサルタントの提案力が高く、対面時は非常に高評価ですが、メール対応が人によっては遅かったりと少しずさんなサポート面も見受けられるとのこと。
他のエージェントでもコンサルタントにムラがあることは同様ですが、「このコンサルタントじゃない、別の人がいい!」ということを別途メール等で伝えることも大切です。
評価:★★★★★★★★★☆(95点)
オススメポイント:国内最大の求人数、蓄積されたノウハウ
登録:10分
ユーザー層:年収400〜800万円
2位 DODA
国内2位の総合転職エージェント
パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)の運営する国内最大級総合転職エージェントサービスです。保有案件は常時平均40,000件前後。
独占求人も多く、他転職サイトに比べてサイトUIなど洗練されたイメージがあり、非常に見やすいサイトになっています。最近では、他エージェントパートナーとの提携も進んでおり、かなり求人数が伸びている印象があります。
キャリアカウンセリング面談はしっかりしていて、場合によっては窓口のコンサルタントとは別で、業界に詳しい別のキャリアコンサルタントを呼び出してくれることもあります。経歴書・履歴書の書き方などについても丁寧にサポートしてくれます。
ただ他のエージェント同様に、転職が早期に決まりそうでない顧客にはあまり細かいサービスは無く、機械的に案件紹介メールが送られてくるだけとなるので注意が必要です。とりあえず登録…であれば、リクルートエージェントの方をオススメします
外資系コンサル・メーカー・不動産などに強みがありますが、時期によってはそこまで外資系の保有案件が多くなかったりもするので、逆に一度登録してザッと目を通しておくのもアリです。
評価:★★★★★★★★☆☆(80点)
オススメポイント:国内最大手転職会社、キャリアコンサルタントのサポートが丁寧
登録:5分
ユーザー層:年収300〜800万円(ミドル層)
3位 BIZREACH
ヘッドハンティングスタイルで大幅年収アップも。
BIZREACHは管理職・エグゼクティブ層に特化したハイクラス転職エージェントです。最近ではテレビCMでも有名になってきている人材紹介ベンチャー企業ですね。エージェント登録画面UIからしてかなりハイクラス層に向けたブランディングだなということが伝わってきます。
ここの特徴はヘッドハンティングスタイルである点。ヘッドハンティングだからこそ、少しハンティングの時間を割かなければならないので、リクルートエージェントやDODAなどに比べて時間を要する必要がありますが、その分紹介される案件は満足度の高いものがほとんどです。
そして、他社にあまり見ない「有料サポートコース」がある点にも注目です。全非公開求人を見ることが出来るので、普通の人には流れないレアな求人案件も目にすることができます。キャンペーン期間中であれば、登録して数日の間はこの有料コースを無料で使うことが出来るので、その点も◎
審査された会員様だけにビズリーチの集めた非公開案件を含む、良質で厳選した求人情報を提供しています。管理職以上の人はぜひ登録することをオススメします。エージェント・ハンティングの質も高ければ、転職者側にも高い経歴やスキルが求められます。
案件内容としては、外資IT系・メーカー・コンサル系が多いです。
評価:★★★★★★★★☆☆(85点)
オススメポイント:高品質ヘッドハンティング
登録:15分
ユーザー層:年収400〜1,000万円超
4位 JACリクルートメント
外資系特化型エージェントで国内最有力エージェント
JACリクルートメントは、外資系・国内グローバル企業・海外転職に強い転職エージェントです。
もともとイギリスで立ち上げられ、現在は全世界に日本・中国・韓国・香港・ベトナム・マレーシア・タイ・インドネシア・シンガポールの9ヵ国に展開しています。
転職者・企業の両面を1人のコンサルタントが請け負うスタイルで、やり取りは非常にスムーズ。各業界の専門コンサルタント部署もあり、常時独自の非公開求人情報を持っている優良エージェントです。また、職務経歴書の添削や年収交渉など、きめ細やかなサービスも整っているのも人気の秘密。
ただ、市場価値が低いとあまり求人案件を紹介してもらえないドライな側面もあるため、若手よりも5年目以降の中堅者以上に強くオススメします。海外拠点勤務に関してよりも、外資系企業の国内支店における求人が多いため、「海外で最初から働きたい!」という人に関してはリクルートエージェントなどの別エージェントを使用した方がベターです。
リクナビ・DODAに次いで売り上げこそ国内3位ですが、外資系・海外系に絞った総合大手エージェントではオススメ度No.1の転職エージェントです。他口コミサイトなどでも、軒並み人気No.1のようですね。
評価:★★★★★★★☆☆☆(80点)
オススメポイント:外資系転職エージェントNo.1、きめ細やかなサポート、ハイクラス求人多数
登録:3分
ユーザー層:年収400〜800万円
5位 Spring転職エージェント(旧:アデコ)
スイス発祥の世界No.1外資系人材紹介会社
Spring転職エージェント(旧:アデコ)はスイスに本社を構える、世界No.1人材紹介会社です。世界60ヶ国に展開、拠点は5,100拠点以上と、とてつもないグローバルネットワークを持っています。人材派遣紹介事業も行っています。
強みは何と言っても「職種専門コンサルタント部署」があること。「HR&ファイナンス」「セールス&マーケティング」「IT&エンジニアリング」「ライフサイエンス&メディカル」と4つの部門のスペシャリストが、その知識と専門性を持って転職者をしっかりとサポートしてくれます。
なんと年収や年齢にこだわらずに「まずは誰でも面談」という文化があります。低年収・高年齢での転職などで他エージェントから面談すら門前払いされてしまった人たちでも面談をしてもらえるので、とても良心的なエージェントだと言えます。
一つ弱点と言えば、良くも悪くもスピード重視なので、面接対策や職務経歴書などの書き方はシンプルにメール対応という点。もしかしたらリクルートエージェントやDODA、JACリクルートメントなどで書類や面接系の質を高めて、そこからSpring転職を利用すると良いかもしれません。
他のエージェント同様に、転職活動にアクティブな人には手厚いサポートをしてくれますが、あまり活動していない人にはそこまで強いサポートは無いので、しっかりと動くなら窓口のカウンセラーにこまめに連絡をして二人三脚で転職を成功させましょう。
評価:★★★★★★★☆☆☆(80点)
オススメポイント:世界No.1企業ならではの安定度とグローバルネットワーク、職種専門コンサルタント部署があること
登録:10分
ユーザー層:年収500〜1,000万円超
ホームページ:http://www.springjapan.com/
6位 ロバート・ウォルターズ
世界的外資系人材紹介エージェントの一角
1985年に設立された世界28ヶ国に拠点を持つ、世界的な外資系人材紹介エージェントです。世界的な人材紹介会社なので、独占求人案件も多く、安心してサービスを利用できますが、日本ではそこまで知られていません。ハイクラスの年齢層からは支持されていますが、若手ビジネスマンからはそこまで人気や知名度がない模様。
敷居の高さはありますが、その分求人案件の質はとても高く、満足のいく転職ができる人も多いようです。サクサクと対応を進めてくれるのでスムーズに転職活動を進められたり、面接だけでなく外資系業務に対する知識も豊富なので相談がしやすかったなどという声も。
ただ、窓口のキャリアコンサルタントによっては、売上を立てたい思いから求人案件をゴリ押しするパターンも少なからずあるようなので、押しに負けないよう必ず最後は自分で決めましょう。
評価:★★★★★★★☆☆☆(75点)
オススメポイント:世界的人材紹介会社、求人の質が高い、キャリアコンサルタントの質が高い
登録:1分
ユーザー層:年収600万〜1,000万円超
ホームページ:https://www.robertwalters.co.jp/
7位 マイケル・ペイジ
年収1,000万超え多数のハイクラス求人エージェント
ロバルト・ウォルターズなどと同様に世界では有名だけれども、日本ではそこまで知名度の高くないエージェントです。40年前にロンドンで設立され、現在世界36拠点140支店があるほどの老舗なので、安定感とノウハウの蓄積は抜群です。特にハイクラス高収入求人には強みがあります。選考のサポートもスピード感がありサクサク進むようです。
ただ、年収やキャリアの敷居が高く、年収700万円以下の場合はあまり相手にされないようです。もしきちんとサポートしてもらえるようであれば、マイケルペイジで進み、あまり相手にされないようであればリクルートエージェントなどのサービスを利用する方がいいかもしれません。
評価:★★★★★★★☆☆☆(70点)
オススメポイント:世界的に有名な老舗企業、転職ノウハウの蓄積が多い
登録:3分
ユーザー層:年収700〜1,200万円
ホームページ:https://www.michaelpage.co.jp/
8位 アージス・ジャパン
質は高いが、コンサルタントのムラが気になる?
アージス・ジャパンは1997年からサービスをスタートしている外資系転職エージェント会社です。東京の他に、大阪・シンガポールにも展開、派遣紹介会社サービスも持っています。
そこまで求人数は多くなく、同じ知名度具合でいったら、ロバルト・ウォルターズなどには安定度の面で負けてしまいます。しかし、求人の質がとても高いので、登録はオススメします。どうやら求人案件は営業で取ってきているのではなく、紹介で増やしていっている様なので、数だけで勝負!の様な人材会社ではない様子です。
また、アージスジャパンのキャリアコンサルタントは営業とコンサルタントの両業務を行っているので、企業と求職者のそれぞれのニーズを深く知っています。反面、コンサルタントの人数が少ないので、利益のために企業のニーズに求職者を合わせてしまいがちと言う面があります。
口コミによると、コンサルタントによって、スキルや対応もかなり違う様なので、ムラが気になる場合は別の転職エージェントに切り替えるのもありです。
評価:★★★★★★☆☆☆☆(60点)
オススメポイント:求人の質が高い、企業側と求職者側の両方を1人の担当が見ている
登録:3〜5分(サイトには1分と書いてありますが、1分ではおそらく終わらないです)
ユーザー層:年収400〜1,000万円
ホームページ:https://www.aegis-japan.co.jp/
9位 キャリアクロス
職種別スキルベースでの外資系転職にオススメ
株式会社シー・シー・コンサルティングが2000年9月に設立したバイリンガルのための転職求人サイトが前身で、現在は外資系・海外系の転職エージェントとなっています。
約7,000件の案件が揃っており、特に業界の専門分野としては、IT・通信、マーケティング・広告・PRなどが強いようです。
営業や会計、法務などの職種別で調べると案件が多く出てくるので、業界知識というよりもどんな業界でも通じるような汎用的なスキル面で自信のある方に特にオススメです。
他の口コミサイトなどでは、コールセンターなどの事務系職を多くレコメンドされたという話もあり、もしかしたら外資系で働くと言うよりも、語学力を活かして働きたいと言う人に合っている転職エージェントなのかもしれません。
評価:★★★★★☆☆☆☆☆(55点)
オススメポイント:職種で分けたときにスキルベースで転職をしたい人
登録:2分
ユーザー層:年収400〜1,000万円
ホームページ:https://www.careercross.com/
10位 マイナビ転職グローバル
独自の検索システムが最大のウリ
マイナビのグローバル転職サービスです。外資系の保有案件は3,000件前後で、営業も事務・エンジニアもどんな職種でも対応しています。
マイナビグローバル転職の強みは何と言っても、「国別勤務地検索」が出来ること。北欧やヨーロッパなどの地域帯で選択をするのではなく、個別の国名で検索ができることが他エージェントにはない良さです。国別で検索ができることによって、その国で使える自分の語学・異文化理解知識をより具体的に応募企業へアピールすることが可能となります。
また、求人案件を社内の独自基準で厳正に選定し、サイトに情報を載せている点も安心して利用できる理由の1つにあります。あまりに低質な求人案件を載せないというユーザーの立場に立ったスタンスは大事ですよね。
保有案件の中では、特に外資系メーカー・保険・医療・エンジニアなどに強みがあります。
評価:★★★★★☆☆☆☆☆(50点)
オススメポイント:国別勤務地検索で自分の希望の国の求人を検索できる、求人案件が独自の基準で選定されている
登録:2分
ユーザー層:年収400〜800万円
ホームページ:https://tenshoku.mynavi.jp/global/
11位 ISSコンサルティング
ガツガツ営業系の外資系案件多めか
機械・化学・搬送業界を中心とした製造・メーカー系に強い強みを持つ外資系転職エージェントです。98%が外資系案件で、3,000件以上のヘッドハンティング案件を持っています。年収800万円〜1,000万円超の案件が多いので、ハイクラス層の転職としてはかなり良いエージェントです。
ただ、P&Gやコカコーラなどのグローバルメーカーも多いのですが、プルデンシャル生命やジブラルタ生命のようなフルコミッション制(完全成果報酬型)の営業職紹介案件も多いので、人によっては全く合わないことも。
総合的に色々な外資系を網羅して見てみたい!という人にはオススメ転職エージェントになります。
評価:★★★★☆☆☆☆☆☆(40点)
オススメポイント:ハイクラス求人の取扱数が多い
登録:3分
ユーザー層:年収800〜1,200万円
ホームページ:https://www.isssc.com/
12位 Daijob.com
日本初のバイリンガル転職サイト
1998年に日本で初めてバイリンガル専門の転職サイトを設立しました。しかし、そこまで求人数は多くないようで、「常時10,000件の求人数」とサイトで謳っていますが、サイトをよく見ると10,000に届かないくらいな求人数です。
また、リクルートなどの人材紹介会社とパートナーを組んでいるので、おそらくDaijobのサイトで人を集め、マッチしそうな人材をリクルート側へ流しているのでしょう。
また、利用経験者の話では企業への応募の際にTOEICの点数が800点は無いとそもそも落ちてしまうこともあるなど、英語力の部分は少し厳しめに見られるようです。
評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆(30点)
オススメポイント:日本初のバイリンガル求人サイトという老舗の安定感
登録:3分
ユーザー層:年収400〜800万円
ホームページ:https://www.daijob.com/
13位 エン・ジャパン(en World)
国内案件は強いが、外資系求人案件数では他サービスよりも劣るか?
日本国内ではリクナビ・マイナビなどと並んで圧倒的な知名度を誇るエン・ジャパン。こちらも外資系転職案件を扱っていますが、案件が100件程度とかなり少ないです。一応、グローバル管理職・エグゼクティブ用のen Worldという別サービスもあるのですが、こちらも1,000件程度と少なめ。
調べてみると、en Worldはエン・ジャパン社が2010年8月にエンワールドジャパン社を17億円で買収した模様。エン・ジャパンも外資系人材紹介にも力を入れたかったでしょう、自前でゼロからサービスを作るよりも買収で事業を広げていった様です。
どちらも質はそこそこで、キャリアコンサルタントも特筆して優れている対応などがないため、あまり強くオススメはできません。同じ総合系であれば、リクルートエージェントやDODA、JACリクルートメントなどをオススメします。
評価:★★☆☆☆☆☆☆☆☆(20点)
オススメポイント:国内大手人材紹介エージェントというブランド
登録:3分
ユーザー層:年収400〜900万円