出勤や退勤の時、皆さんはどのように同僚に声かけしていますか?
無言で帰っている…なんてことはありませんよね?
夏休みなどの長い休みの後の出勤の時にどんなことをしていたかを話題に出してあげれば、外国人は特に話をしたがる人が多いのできっと喜ぶことでしょう。
そこまで複雑な会話ができなくても、挨拶ができれば同僚からの印象は抜群に良くなります!
そこで、今回は出勤時・退勤時の英語挨拶の定番12選をご紹介します。
出勤時に外国人の同僚との挨拶する時によく使う英語表現
週明けの場合
- Good morning! How was your weekend?
訳:おはよう!週末どうだった?
→非常に一般的な挨拶です。
きちんと「is」ではなく「was」と過去形にすることに気をつけましょう。
- How was your vacation? Did you have fun?
訳:休暇どうだった?楽しかった?
→「休暇」の中でも長期のものは「vacation」、1日〜数日単位の短期のものは「holiday」となりますので、ケースバイケースで使い分けるようにしましょう。
病欠していた人と顔合わせた場合
- Hey, buddy. Is everything ok? You don’t look so well.
訳:あら、大丈夫?気分悪そうだよ。
→「buddy」は「仲間や友達」と言った意味合い。ここではあくまで「Hi」のような呼びかけの文句だと言うことが分かりますね。
「look well」は「顔色が良く見える」という意味。ここでの文法事項で気をつけたいのが「not so〜」という文章。「とても〜ではない」という訳になります。「so〜=とても〜」なので、soを含んだ文章を丸ごと否定しているということに気をつけてください。
- What’s the matter with you?
訳:一体どうしたの?
→「matter」は「問題」という意味。withがあるので、「あなたに何の問題があったの?」という直訳になるため上記のような意訳になるというわけです。
退勤時に外国人の同僚との挨拶する時によく使う英語表現
平日のやりとり
- If there isn’t anything urgent, I’d like to call it a day.
訳:何か急ぎのものがなければ、今日はこれで失礼させて頂きます。
→「urgent」は「緊急」という意味の英単語。そして、「call it a day」は「仕事を終える」という意味の熟語です。少し難易度の高い熟語なので、例文フレーズを丸ごと覚えてしまいましょう。
上司にしっかりと仕事内容の確認報告をしてから帰るのはできるビジネスマンの鏡です、ぜひこの英文を使って自分をアピールしていきましょう!
- I will see you tomorrow.
訳:また明日!
→これは中学1年生で習う英語なので誰でも言えるのではと思いますが念のため。毎日気軽に使える鉄板の退勤フレーズですね。
- Off we go!
訳:さぁ、行きましょう!
→これはなかなか日本人の耳に馴染みのない熟語ではないでしょうか?「Let’s go!」と同等の表現ですね。
「off」という英単語は「〜から身を離す」というニュアンスのある言葉なので、そのコアイメージを持っていれば自然と頭で「その場しょから身を離す=どこかへ行く」という絵が頭に浮かぶかと思います。(飛行機の離陸のことを”take off”とも言いますよね)
熟語自体がとても短く簡単な英語でできているので何度も口にして使えるようにしましょう!
- Go straight home!
訳:まっすぐ帰るよ!
→「straight」の通り「真っ直ぐ」に帰りましょうと呼びかける文章です。「ストレート」と言えば日本人でもカタカナでよく使っているのですぐに分かりますね。
家に大事な人が待っていてくれているならば、毎日飲み歩いていないで家へ真っ直ぐ帰りましょう!
- I’m taking a day off tomorrow.
訳:明日休みを取るよ。
→「take a day off」で「休暇を取る」という意味の英語になります。ここでwillではなくbe〜ingの形が使われているのは「すでに決まった予定であったから」です。
willはどちらかというと「その場で意思決定をした未来のこと」を表すニュアンスなので、もし頭でごちゃごちゃになっていた人がいれば、しっかりと区別をつけるようにしておきましょう。
週末のやりとり
- Have a nice weekend.
訳:楽しんでね。
→非常に
- Take care.
訳:じゃあね。
→「take care」はもともと「世話をする」という意味の熟語。ここでは「気をつけてね」というニュアンスを含んだ「さようなら」を表現しています。
この文章には目的語がありませんが、あえてつけるとしたら「take care (yourself)」といったところでしょうか。「take care」と言われたら誰のことを気をつけるのかは分かりきっていることなので、基本的には文章に表しません。
- I will see you guys next week.
訳:また来週ね。
→you guysは砕けた表現で「あなたたち」という意味。決して目上の人には使わないようにしましょう。
まとめ|「週末はどうだった」って英語でなんて言うの?
出勤や退勤時の挨拶英語表現をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
日本人でも普段使っている言葉はあるかと思いますが、それだけではなく、ネイティブ御用達の挨拶表現ができると「お、あの人は英語ができる人だ」と外国人から見た時に良く思われます。
挨拶は難しい表現が少ないので、何度もフレーズを口にして自分のものにしていきましょう!
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