もしも、あなたがアメリカで勉強することを夢見ているならTOEFL iBTでハイスコアを取る事は、夢へ大きく近づく第一歩になります。
しかし、勘違いをしてはなりません。
別にTOEFLで良い点を取ったからといって、そのゴールが達成されるわけではないのです。「TOEFLで良い点をとる事が目標となってしまっていて、TOEFLを一生懸命勉強している自分に満足してしまっている。」人が多すぎます。
「TOEFL iBT」は単なる点数にすぎません。極端な事を言えばまぐれでもなんでも目標スコアさえ取ってしまえばそれで終わりです。しかし日本人は「苦労している自分」「勉強している自分」が好きな人が多いので、そうならないように、しっかりと意識しましょう。
以下、「手段が目的化してしまっているTOEFL受験生」にならないための8攻略です。
攻略① TOEFL iBT100点突破の勉強計画
TOEFLをよく知るネイティブの先生にみてもらうのも、実はかなり安心で頼れるテクです。問題集の解説を見ただけではわからないことに答えてもらえるため、特に文法問題対応時に非常に便利です。
四技能の一つだけ苦手な分野があっても、その部分だけを受けなおすことはできないのでバランスよく鍛えることも大切。
攻略② TOEFL試験形式に慣れよう
他の試験の同様に、TOEFL iBTで高得点を取るためには英語力は必須です。
一方で、「試験テクニック」もあればあなたにとって大きな味方となるでしょう。
PC画面に対峙して受験するTOEFL iBTテストではとくに重要です。
TOEFLテスト対策の一環としてコツを掴み、実力を最大限に反映した最高点数を取りましょう。
とにかく出題形式熟知は高得点に必須です。各セクション細かく分けて練習した後、通しで解いて操作をばっちりマスターしておきましょう。
それでなくても本番は、練習時より点が目減りします。緊張してても頭真っ白でも、流れと操作だけは手が勝手にやってくれる、くらいに慣れるようしっかり練習して備えておきましょう。
⭕️ TOEFL listening セクション
練習の時から一度聞きのみ。二度聞きなんてしていては、本番もついついぼさーっとしてしまいます。自分を甘やかすことなく、練習の時から気合を入れましょう。
また、本番当日は終わったリスニング問題の心配はしない。次々来るので、どんどん頭を切り替えましょう。
そして一番大切なのは、「細部ではなく大意」をとること。重箱の隅突っついても正解にはたどり着けません。どっしり構えて周りを見渡す余裕が何よりも大切。
投稿が見つかりません。
⭕️ TOEFL Reading セクション
教科学習語彙を磨く必要があるので、日頃から百科事典や教科書など積極的に読んでおくことが大切です。その時、辞書を引かずに読む練習も忘れずに。本番当日、辞書はありませんから。
まず本文をささっと読み、設問を読み、また本文を詳しく読む。これが一番速いです。
トピックを答える問題が一問、語彙問題が少なくとも2問、詳細を問うのが数問、そして想像して答えるものがいくつか出るので、どれにでも対応できるよう、とにかく素早く読みましょう。本文を細かく二度読む時間などありません。
⭕️ TOEFL Speaking セクション
しゃべる時間はできるだけ長い方がいいとは言え、最初ワンテンポ遅れて始まってしまってもOK。気にせずスタートし、最後は結論で締めくくる。終わりよければすべてよし。堂々としめましょう。
また、自信を持って発音できる単語だけを使って、完全に自分のものにできていない語彙やフレーズは使わないことも重要です。ばかばかしい減点を避けることで高得点につなげます。
⭕️ TOEFL Writing セクション
与えられたトピックについてエッセーを書かなくてはなりません。高得点をとるためには、相手に論理的に分かりやすい構成で伝えられて初めて評価されることを知っておきましょう。
ですから、豊かな表現で英文をかくこと以上に、相手にわかりやすい構成で文章を組み立てて書くことができなければほぼ負けが確定していると思って下さい。シンプル・イズ・ベストです。
30分間でまとまった小論文を書く練習をするだけでなく、その内容を支える論理展開を素早く、効果的に形できる練習をしましょう。そのためにも、まず書き始める前に必ず構成を練ります。その方が結局は早く書き終われるから、いきなり書き始めないように。
また、出だしのパターンフレーズは覚えてしまいます。それを使いまわせばOKです。それに加え、自分の書きやすい構成を練習の時点で見つけておき、練習の時からこれを使って練習します。本番ももちろんこのままのスタイルで書き進めましょう。慣れてるからサクサク進むはずです。
理論を裏付けるための例を十分添え、接続詞もうまく活用し読みやすく整える。これでばっちりです。
最後、読み直しのための時間を残しておくこともお忘れなく。
攻略③「タイピングの速度」がTOEFLのハイスコア獲得に繋がる
iBTは、TOEFLテストでは今や最も一般的な形式です。なので、 (今時そんな人はいないと思いますが)タイピングの速度が極端に遅かったりすると、 答えの入力が不正確になったり時間がかかったりします。
なので、タイピング速度が遅い人は改善して下さい。タイピング練習で効果的サイトはグーグル検索すればいくらでも出てきます。 (個人的にオススメなのは「寿司打ーSushiDa-」です。)とにかく、ETSが公開している無料のプレテストレッスン、TPO等を最大限活用してテスト形式に慣れておきましょう。
試験テクニックという観点で言えば、それぞれのセクションの指示を試験前にマスターしておくことは必須です。そうすることで、試験時に緊張したりせず結果的に問題をとくために集中する時間が増えます。
攻略④ 解答をじっくり選ぶ
試験中にそんな悠長な事言ってられるかー!というのが正常な反応でしょう。何が言いたいのかというと、「一見ただしそうに見える間違って選んでしまいやすい選択肢」に注意して下さいということです。
マウスでぽちぽちとクリックして選択肢を選べるので、ぼーっとしていると本来自分が選ぶつもりのない選択肢を選んでしまう事が有ります。
また「こりゃわからん!」と、正解を絞り込めない時もあきらめずに、勘で選んでマークするのを忘れずに。全くわからなくても25%の確率で正解するのは確かなのですから、絶対空欄のまま残さない。これも重要です。
攻略⑤ 短期記憶を鍛える
メモ取りスキルを磨くのもこれまた大切なポイント。
メモ取りやノート取りは大学でも使います。日頃からニュースを聞いたり読んだり、ウェブサイトの記事を読んだり、テレビを見たり、どのような形でもそれをまとめて「書き留めてみる」、そしてその上でよく出てきた単語やフレーズはまとめて覚えておく。こうすると、メモ取りと語彙、二つのスキルが一度で学べ一挙両得です。
TOEFLリスニングセクションでは、メモを取ることもできます。
とはいえ、長めの会話を聞き、大事なポイントを短期的に覚えておく訓練をしておけば、必ずしもメモを完成させるよりも効率がよくなる場合があります。
TOEFLリスニングセクションは全部で40分から60分あります。いずれにせよ、事前にそのくらいの長さに耐えられるような練習をしておかないと体力が持ちません。
試験を受けるのと同じ条件で、自宅で練習をして、
TOEFLテストでの目標スコア獲得への成功率を挙げる事は最低限の事前準備と言えるでしょう。
攻略⑥ 時間をうまく使いましょう。
「何当たり前の事言ってるの?誰でも分かっとるわそんな事。」って思いました?
その気持ち凄くわかります。私も毎回そう思っていても自信の時間配分ベタさを悔やんだものです。
TOEFLテストの作成元のETSは、多くの問題で時間を無駄に使うように仕向けています。
こうした相手のの罠にはまるのを避けるべく「各セクションに取り組む前に、時間配分を具体的な数字」で設けましょう。
また、スキミングやスキャニングのような、飛ばし読みの”早く読む技術”が必要に応じて使えるようになれば有利になります。
(全く検討もつかない状態で解答するよりも、多少自信がなくてもある程度推測する材料があれば正解率は上がります。)時間を味方につけましょう。
攻略⑦ TOEFL英単語をちゃんと覚えよう
TOEFLの勉強法や、TOEFL試験上でのテクニックを熟知しておくのが結果が出るのは早いのは当然ですが、一つ言うのを忘れていたことがあります。
それは、「単語(語彙)力がないと始まらない」ということです。
大学の授業についていける「アカデミック語彙」が必要ですから、教科書やリサーチなど、「学校の勉強に使いそうな語句」に特化して学びましょう。ここ、TOEIC語彙と大きく違うので要注意です。
やり方さえ知っていれば、1ヶ月で重要単語を3000語覚えるとかは楽勝ですので、TOEFL語彙力増強していきましょう。
攻略⑧ 当日の心構え
当日の服装、持ち物、食べ物、などちゃんと前日までに準備万端整えておくことで、朝からテンパらずに済みます。「そんなのいつも通りでいいじゃん」と馬鹿にせず、だまされたと思ってちゃんと準備してください。
暑すぎたり寒すぎたりした時のための重ね着コーデと、四時間の長丁場を乗り切るためのテスト直前の軽食。集中力をそがないよう甘いものを控え、焦って汗かいた時のために水分は少し多めに。くれぐれも気が散らないよう、万全の態勢で臨みましょう。そのくらいの意気込みで受けなきゃ、どのみち軽い気持ちで受けても高得点は無理でしょう。
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩TOEFL受験者なら注目!⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩
🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺
以上、本記事はやや抽象的になりましたが、
上記のポイントを学習に取り入れてスコア達成に向けて歩んでいきましょう!