場面別「電話での英語のお問い合わせ」
「英語で電話で問い合わせをするなんて絶対できないよ!」と思うビジネスマンも多いかと思いますが、実際はそんなことはありません。
電話での問い合わせ英語表現の種類は実はそこまで多くなく、いくつかの型を覚えればあとは使い回すだけなのです。
今回の記事では、英語ができなくても誰でも英語で問い合わせができるようなフレーズを場面別に集めてみました。この記事を読めばほぼ問題ないレベルだと自負しておりますので、ぜひ英語で何か問い合わせる際にはこの記事を開いて電話をかけてみてください。
会社の情報を尋ねる
基本的な会社情報を聞く時の表現です。社内で支払依頼を財務にお願いしたり与信管理をする際に、これらの会社情報は必要になってきますよね。
そこで、こちらのパートでは住所や営業時間など、様々な要素をちりばめて表現例文を用意しましたので、自分の目的に合うように確認してみてください!
・ May I have your address, please?
「御社の住所を教えていただけますか?」
→addressは「住所」の意味です。この「May I have〜」の「〜」に色々なものを当てはめれば「〜の情報をもらうことはできますか?」と聞くことができるので必ず覚えておくようにしましょう。
・ What is your business hour?
「営業時間は何時から何時までですか?」
→business hourは「営業時間」という意味です。英語に慣れていないと中々この表現は出てこないので、注意しましょう。
・ Do you have a company brochure?
「会社案内はありますか?」
→brochureという英単語も見ることは初心者だとありませんよね。この単語の読み方ですが、日本語で言うならば「ブロシュア」と発音すればかなり近くなるのでそのように発音するようにしましょう。
商品・サービスについて尋ねる
今度は、商品・サービスについて詳しい情報を尋ねる表現を見ていきましょう。
先ほどよりも少し込み入ったことを聞くので英語が少し難しくなりますが、しっかりついてきてくださいね。
・ Can you describe the features of your new service?
「新しいサービスの特徴を説明していただけますか?」
→describeは「説明する・描く」、featureは「特徴」という意味の英単語です。もう少し簡単な英語にしても問題ないので、日本人でイメージがつく単語に置き換えるならばdescribeの代わりに「explain」を使ってもいいでしょう。
・ Where can I find your products?
「御社の製品はどこで売っていますか?」
・ What the price is your product?
「御社の製品はいくらで売っていますか?」
→How much〜は日本人の誰もが使える「値段を聞く表現」ですが、それよりもビジネスよりの英語表現となるのが「What the price is〜」です。
資料の送付を依頼する
資料や商品サンプルの送付を依頼するときの表現です。
あまり数は多くありませんが、これらを覚えれば電話で聞く分には十分でしょう。
・ Is it possible to mail me the product catalog?
「製品カタログを郵送していただくことは可能ですか?」
→mailには「(紙媒体のものの)郵送」という意味があります。日本で言えばメール便のようなものでしょうか。
・ I would appreciate if you could email me the company brochure.
「会社案内を電子メールで送っていただけるとありがたいです。」
→appriciateはフォーマルに感謝を表す際の必須表現です。ビジネス上の相手には、Thank youも使いつつ、こちらのappriciateも併用するようにすると相手に自分の感謝の気持ちが強く伝えられますよ。
価格・費用を問い合わせる
次は価格・費用を問い合わせる電話英語表現です。
商品やサービスを発注するにあたり、価格についての問い合わせをします。
価格はなるべく低くして買いたいですよね?今回は単純に価格を聞く表現だけでなく、価格を下げられないか交渉するための英語表現も加えておりますので合わせてチェックしてみてください!
英語で、しかも電話で値下げ交渉ができる人がビジネスマンとして強いですよ。
・ Do you have a price list?
「価格表はありますか?」
・ What is the total?
「合計はいくらですか?」
・ What is included in the basic service fee?
「基本サービス料には何が含まれていますか?」
・ Can you lower the price?
「価格を下がることはできますか?」
→lowは形容詞で「低い」という意味ですが、lowerにすることで「低くする」という動詞に活用を変化することができます。
・ Do you offer a discount for bulk orders?
「大量発注の割引はありますか?」
→bulkで「大量の」という量を表す形容詞になります。日本語には無い表現なので使えると周りからも一目置かれますね。
条件を問い合わせる
最後は「条件を問い合わせる」英語表現です。
注文する前に納期、保証などの諸条件を確認する必要がありますよね。その詳細部分を詰めて聞く場合に以下の表現は非常に役立つので、最後まで気を抜かずに勉強していきましょう。
・ How soon can you ship the order?
「いつ注文を発送できますか?」
→shipで「発送」という英単語になります。普通であればshipを見ると”船”という意味を持つと思いますが、実はビジネスの場面ではこのような意味合いでも使われるのです。
・ How can we pay for the order?
「どのような支払い方法がありますか?」
→支払い方法には「cash=現金」「credit card=クレジットカード」「debit card=デビッドカード」など、様々な方法があるのでいくつか代表的なものは覚えておきましょう。
・ Does the product come with a warranty?
「製品の保証はありますか?」
→warrantyで「保証」という意味です。高価な製品や精密機器などの脆弱な製品を扱う場合は必ずこの保証については問い合わせて聞いておくようにしましょう。
まとめ|電話での英語のお問い合わせ
英語での電話問い合わせ表現についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
電話での問い合わせはこの記事を参考に、慌てずゆっくり丁寧に相手に伝えればたとえたどたどしい英語でも必ず相手に伝わります。
May I〜?などの基本的な問い合わせの疑問文は日々口にして体に馴染ませておくといざという時にとっさに口をついて出てくるのでオススメです。
その他にも電話やメールなどのビジネスの場面で使える記事を以下にあげておきますので、タイトルを見て「これは見ておかないと不安だな…」と思ったものがあれば必ずチェックするようにしてください。
▼「【初心者が使える】英語で電話をかける時に使える場面別表現」のまとめはこちら!
▼「恐れ入ります」の英文メール表現はこちら!