ビジネスマンであれば報告するという場面は様々な場面で出てきますよね。プレゼンテーションや会議、メールなどではこの「報告」からスタートすることもザラにあります。
この「報告」に関して、「日本語ではどのように言えばいいかは分かるけど、英語ではどのように表現すれば分からない」という人のために、今回は会議内でよく使う「報告」に関する英語表現をまとめてみました。
① We would like to talk about~/ Please let me explain the main topics of this meeting…
〜に関してご報告いたします。
[例] We would like to talk about the latest news for the global financial market?
➡︎ グローバル金融市場の最新ニュースに関してご報告いたします。
まずは鉄板の報告表現であるこの表現。ビジネス英語ですので、丁寧に「would like to〜」の表現を使うようにしましょう。
「talk about〜」は中学1年生で習うレベルの英語なので大丈夫かと思いますが、別の表現である「explain=説明」はもしかしたら英語の学習から少し離れている人であればとっさに使えない英単語かもしれませんね。
talkは話す、explainは説明するという意味合いなので、場面場面に合わせてどちらの表現を使うかを決めていきましょう。(どちらが不正解ということはありません。あくまでニュアンスの問題です。)
② The purpose of this meeting is to…
この会議の目的は〜。
[例] The purpose of this meeting is to negotiate our contract conditions.
➡︎ この会議の目的は契約条件を協議することです。
→「purpose」は「目的」という意味の英単語です。上司に「この書類の目的はなんだ?報告してくれ」と言われた時には、こちらのフレーズで対応しましょう。
この例ではto不定詞を後ろにとっていますが、もちろんthat節を用いて主語を入れることも可能です。
[例] The purpose of this meeting is that he negotiates our contract conditions.
➡︎ この会議の目的は彼が契約条件を協議することです。
このようにすると、「he」という主語を差し込むことができますので、報告者と実際の行動者が違う場合はthat節を後ろに持ってくるようにしましょう。
③ This is a quick note to tell you that…
〜を取り急ぎご報告いたします。
[例] This is a quick note to tell you that everything is going well with the progress of new product development.
➡︎ 新製品開発の進捗状況が順調に進んでいることを取り急ぎご報告しておきます。
→「quick」は「素早い(転じて”取り急ぎ”)」、「note」は「報告・知らせ」という意味にもなります。ちなみに日本語で言うノートは「notebook」ですので、カタカナ英語に慣れてしまっている方はご注意ください。
こちらは先ほどのpurposeの文章と文法構造は同じです。先ほど補足したthat節で文章が作られているので、きちんと英文全体を通して文型理解ができているか自分でチェックしてみましょう。
④ Perhaps you know this already, but…
おそらくすでにご存知だとは思いますが、…
[例] Perhaps you know this already, but we have just moved to the central business district.
➡︎ おそらくすでにご存知だとは思いますが、弊社のオフィスは商業地区の中心に移転しました。
*business district(商業地区/ビジネス街)
「Perhaps」は「おそらく」という意味の英単語です。ちなみに「maybe」は確率的に50%程度なので和訳が「多分」、「Perhaps」は80%程度の確率なので「おそらく」となるので、ニュアンスの違いを覚えておきましょう。
この報告表現が使われる場面ですが、聞き手がすでに知っていると思われることを報告する際に使う表現となります。事前にメールや電話などで連絡をしておきつつ、もしかしたら相手が前に伝えた情報を忘れてしまっているかもしれないので、再度報告しておくというデキるビジネスマン御用達の表現ですね。
まとめ|会議でよく使う「報告する」ってビジネス英語でなんて言うの?
「報告」に関するビジネス英語表現をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
冒頭にも書きましたが、報告はビジネスの基本中の基本。
世界で活躍するビジネスマンがこれらの表現を知らないのは非常にもったいないですので、どの表現もしっかり実際のビジネスの場面で使えるようにマスターしましょう。
その他、下にビジネスの場面で役立ちそうな似たような記事をいくつか載せておきますので、もし気になったものがあればぜひチェックして勉強してみてください!
▼「スケジュール調整の「リスケする」ってビジネス英語でなんていうの?」の記事はこちら!
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